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止まらない『頭の中の声』 そして天から差し伸べられた『救いの手』

2023年2月27日

宇宙にすべてをゆだねて生きてみた #4

感情のジェットコースター

2021年2月
『天使の導き』によって無事に引っ越せました。

最初はまだ貯金も残っていたので、それで乗り切っていましたが、
収入は少ないまま、すぐ底を尽きました。

いつものように手立てを考え始めましたが、自分たちが「疲れきってる」ことに気づいていました。
「こんなこと、いつまで続けるのか・・」と。。。

でも生活のため、ジレンマを感じつつも考えた手立てで乗り切っていました。

とはいえ、物理的にギリギリの状態です。
私の「頭の中の声」はもう絶叫状態で、毎日感情のジェットコースターとの闘いでした。

元々、頭であれこれ考えちゃうタイプの私は、、
「明日は?」「明後日は?」
「来週は?」「来月は?」
「今後は?」・・・・と永遠・・・
次から次へと未来への不安がグルグル巡り、もう気が狂いそうでした。

もちろん、私たちがいる場所は「未来も過去も存在しない空間」あるのは「今だけ」
ということも”分かっていたつもり”でした。
でも「頭の中の声=エゴ」の暴走はもう止められません(◎_◎;)

そんな私とは対照的に、妻は割とドッシリ構えているように見えて
(本人曰く「決してそんなことない」と)
私が気が狂いそうになるたび、話を聞いて安心させてくれました。

同じ感情や情報を共有し、共感できる人が身近にいる『ありがたさ』を改めて感じさせられました。
何度、救われたか分かりません(^^)

脳を排水する

2021年3月

そんな妻がある時、一冊の本を見つけてきました。

ジュリア・キャメロンさんの
いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』です。

本来の自分を取り戻し、創造的な自分を見つけるための『3ヶ月ワーク』が書いてありました。

妻は自分が読みたくて見つけてきたはずが
中身のほとんどが「ワーク」だったため、そのまま私のところにやって来ました。
妻は「ワーク」が大の苦手で、その本が「ワーク」本だとは知らなかったようです(^^)

私は「ワーク」は好きな方なので苦もなく読み始めましたが、心奪われた「ワーク」は一つだけ。
それ以外は、読もうとしても全く頭に入らずあきらめました。

きっと天使が妻を通して、苦しんでいる私を見かねて「ワーク」を届けてくれたんだと思いました。

それが『モーニング・ページ』というワークでした。
「脳の排水」と呼ばれるもので、
毎朝『自分の感情や内側の声を洗いざらいノートに書き出し、自分を俯瞰する』機会を創るのです。

それは自分の『インナーチャイルドの声』をちゃんと聴いてあげるワークだと思いました。
そして、これがまさに!私にとって天から差し伸べられた『救いの手でした。

毎日ノートに書き続けました。
「辛さ」「苦しさ」「怒り」「悲しみ」「卑屈さ」などなど、、
様々な感情とともに『インナーチャイルドの声』が出てきました。
そして、書いていくうちに"ふっ"と頭の中が『空』になるのです。

毎日、手が痛くなるほど書いていました。
そして、その出てきた感情すべてを燃やすつもりでノートを "ビリビリ" と破り捨てました。
かなりスッキリです! 何度も何度も救われました。

ところが、、、どういうわけか
日が経つにつれ生活状況はさらに悪化し、それだけでは追いつかなくなりました。

さらにギリギリの状態へ

もうどうしたらいいか、分かりませんでした。。。

命にかかわるようなことはないけれど、自分にはあり得ないことだけど、
「人はこんな時に "死んでしまいたい” と考えるのかも」と頭に浮かぶほど切羽詰まっていました。

先述した本の中に
「どんなに辛く大変と思う時でも、ずっと『今この瞬間は大丈夫』だったと気づく」
という一節がありました。

「確かにそうだ」と思いました。
未来や過去という存在しない空間に思いを飛ばして、不安になったり心配したり悔やんだりしても『今この瞬間』に焦点を合わせれば、「いつも大丈夫だった」ような気がしました。

「今は大丈夫」の繰り返しで『今』があるんだと思い直せたのです。
この捉え方で、また少し楽になれました。
どんなに「エゴ」によって感情が動いても「今は大丈夫」と思えば心が楽になったのです。

そうして
「モーニングページ」と「今は大丈夫」というスタンスで、苦しさの中でもがきつつも何とか乗り切っていました。

でも当然、解決への糸口はまったく見つかりません。。
それどころか、こういう状況下に居続けると、普段は考えない、あり得ないほど乱暴な発想も表面化してくるのです。

「神さまや天使なんていなかったら?」
「魂やスピリチュアルな世界なんてなかったら?」
「ただ、いま目に見える世界だけ、物質的な世界だけがすべてだったら?」
「嫌なことでもガマンして頑張って働いて一生懸命生きることを、
只々"優れている"とする3次元的な世の中だけだったら?」などなど・・

「0か100か」的なあり得ない考えが頭をよぎり始めるのです。

妻には「それはあまりに乱暴すぎるよ」と言われましたが、、
「信じたい!」という思いの中に、10%くらいの「信じていいのか?」という「エゴ」の声が
稲妻が走るように時折響いてくるのを止められませんでした。

自分が今まで生きてきた人生を、全否定するかのような恐ろしい声です。
追い込まれていました・・
もうどうしたらいいか分かりませんでした・・・

そんな時、また一冊の本を見つけました。
山川紘矢・亜希子さんのツイートで
岡部明美さんの『私に帰る旅』という本を紹介していました。
見た瞬間「読みたい!」「読まなきゃ!」と思いました。

この本が私の2度目の『救いの手』となりました。
やっぱり、必要な時に必要なタイミングで必要な出会いが訪れるものです(T_T)

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