宇宙にすべてをゆだねて生きてみた #6
引き寄せない「引き寄せの法則」
2021年7月
トーシャ・シルバーさん著
『それはあなたのお金じゃありません: 聖なる豊かさで満ち足りて生きる!
』
この一冊が私たちの最高の導き手になってくれました。
「自分の持っているお金は"自分が所有"しているのではなく、
神様からもたらされてる豊かさの一部です」と、簡単に言えばそんな内容です。
私の「もの」、私の「お金」
私の「支払い」、私の「仕事」
私の「収入源」、私の○○などなど・・
生活や人生の中で、いかに「私の・・」がついているものが多いかに気づかされました。
これが執着であり、所有欲であり、支配欲、その他さまざまな"欲"なわけです。
これはすべて、エゴの領域です。
「引き寄せの法則」についても書いてありました。
エゴ100%から発せられたアファメーション・願いは、どんな形で行ったとしても、
叶えられないか、一時「引き寄せ」が起こっても、それに伴う代償や反動が後にやってくると。
エゴは「自分に従っていれば大丈夫、願いは叶う」と囁き、
叶った後は「恐れや苦しさによって、神様を信頼することから遠ざけたい」ので
当然うまくいくはずはありません。
以前仕事をやっていた時は、
毎日のように「引き寄せの法則」を信じ、アファメーションしていたのを思い出しました。
「あたかも叶ったかのように」
「すでに叶っている自分になって」
「叶っている状態を思い浮かべて」
と、細心の注意を払い、音楽をかけて
叶って「感動して泣くほど嬉しい」状態を再現したりしていました。
もちろん、華々しく(^^;) 願いが叶ったことも多々ありましたが、、
結局、代償というか反動のように、±0になるような出来事がすべてを帳消しにしていきました。。
今考えればそう思えますが、
面白いもので「叶った」時のことをクローズアップして覚えているのでしょう、
その後も懲りずに 「新月の時には叶った自分をイメージして願いを書いて・・」などと
アファメーションを続けていました。
心のどこかでは「叶ってないことの方が多いよねー」という事実にも気づいていた気がします。
でも「やらないよりは、やった方が・・」的な感じで続けていました。
この、なんか「ボヤ―っ」とした納得のいかない感が、この本を読んでとてもスッキリしました。
『魂の計画』の導き
私は「マヤ暦」を学んできましたが、
マヤでは「人はそれぞれ魂の計画を持っている」という考え方です。
「神様の計画」ということであり、
私たちが今世この身体を通じて味わうことになっている体験アトラクションというわけです。
願いを叶えたり、求めたりする時には
『その計画に沿っているかどうかが大切』だと分かってきました。
こう言うと、、
「神様・魂の計画には従わないといけないの?」
「私たちの自由はどうなるの?」
という声が聞こえてきそうですが・・・
『ワクワクする』=『神様の意思』なわけですから
神様・魂の計画に従っているなら『ワクワクする人生』になってるはずです。
そうでない(偽ワクワクの)場合は
やってみてもなかなか進んでいかなかったり、『ワクワク』が消え失せたりします。
その意識を定着させたくて、次のような『お祈り』をしました。
「神様、私は○○になりたい(ほしい)と思っていますが、あなたのご意思を示してください。
もしそれが、わたしの元にやって来ることになっているのなら、それを明確に示してください。
でも違うなら、私をそれがあってもなくても大丈夫な状態にしてください。」
と、、、
こんな風に一つずつ「これまでの私たちの経験」と「本の内容」を照らし合わせて
どこを変える必要があるかを探っていきました。
この本は8週間のワークで成り立っています。
トーシャさんの周りで起きたエピソードや瞑想とお祈りなどが、たくさん盛り込まれたワークです。
妻は、ワークも瞑想も苦手なはずなのに、なぜかこれだけは「やってみたい!!」と言ったのです。
これこそ『魂の計画の導き』だと感じずにはいられませんでした(^^)
少しずつ増え始めた『小さな奇跡』
2021年9月
ワークや瞑想を通して、私たちの考え方は少しずつ変わっていきました。
一番は「お金」を「私のもの」と考えなくなったことです。
「私のお金」⇒ 神様から運ばれてきた「お金」という豊かさの一部
「私が支払う 」⇒ 神様が支払ってくれる
などという感じで・・
「私の」を「神様の」「神様がくれた」とかに変換すると、
今まで「私の・・」と考えていたせいで抑圧されていた心が軽くなっていきました。
さらに、今ある私たちの状況は
『神様からの豊かさの流れや愛を信頼していますか?』という問いかけであり、
その理解が本物かどうかの『お試し』だということにも気づき始めました。
「もちろん!信頼できてますよ~、だから解放してくださいよ~」といった
うわべだけの「いい考え方」的な感じでは神様は騙されないということです(^^;)
と言っても、神様は『愛』オンリーなのでそんな意地悪はしませんが。。
『魂の計画』の目的は一つ。
【愛に守られていることを思い出す】
それを心から信頼してすべてをゆだねてみようと思いました。
目に見える状況は、以前と比べて何ら変わってないのですが、
心が以前とは雲泥の差で「圧倒的に楽になっている」と気づきました。
「何を信頼するかで、心の状態がこんなにも違うのか」と驚かされたのです。
もちろん今までも「心の状態は自分のあり方で変わっていく」
それによって「外側の世界も変わる」という考え方で生きてきましたし、実践もしてきました。
でも、こんなにギリギリの状態で試したことはありませんでした。
「心の状態は外側の状況で左右されるものではない」と改めて気づかされました。
あとは「心の状態が変われば、今ある現実が変わっていく」の「現実が変わる」部分を実感するだけです。
ある時、こんなことがありました・・
私も妻も、家も通信手段が止まる寸前でした。
そんな時、妻が急に「部屋の配置変えてみない?」と言ったのです
なかなかの直感です(^.^)
ワークには『不要なものを処分して空間を片づける』という項目があるので
それまでも随分片づけてはいましたが
「更に不要なものを処分できるかも・・」と思い賛同しました。
予想通り、要らないものが出てきました。と同時に
妻が「TVを見ていたら買取ショップが買取額アップのCMやってた」と言うのです。
これは間違いなく『サイン』だと思い、その買取ショップに売りに行きました。
するとどうでしょう!
ちょうど "通信費+α" くらいで買い取ってくれたのです!!まさに『奇跡』でした。
今まで何かを売って「思ったより高く売れた」なんてことはありませんでしたから・・・
神様から『守られてるから安心して』と言われているようでした。
『ほんの小さな奇跡』でしたが、私たちにとっては『驚くべき奇跡!!』でした。
こんな感じで『直感とサイン→小さな奇跡』という流れが少しずつ増えていったのです。
その度ごとに『常に守られているんだ』と信頼する気持ちが強くなっていきました。